※ このレビューは、２０１４年９月に執筆したものを再編集しています。天真爛漫な可愛らしさをもった女の子、真中らぁらちゃんの物語。らぁらちゃんだけでなく、出てくる女の子はみんな可愛いのがポイントです。笑いあり、友情あり、シリアスありの物語で、大人でもごく自然に楽しんで視聴できる、時間を忘れて楽しめる数少ないアニメです。このプリパラというのは、２０１１年から放送されている、プリティーリズムという女児向けアニメの第４シリーズですが、過去シリーズとの繋がりはほぼありません。女児向けの作品ということで、世間的な知名度はそれほどではありませんが、プリパラの前シリーズは、ニコニコ生放送のアンケートにおいて、３７話連続で９０％以上の「とてもよかった」を獲得したことのある名作だったりします。個人的には、プリパラはキャラクター推しのアニメだと思っています。作中には、これでもかというぐらい個性的な人物が登場します。主要キャラの一例として、SoLaMi SMILEについて述べていきますと、真中らぁら――明るくて、活発で、友達想いな小学５年生。良くも悪くも向こう見ずな面があり、主人校然としたキャラクターです。世間的に理想とされている女の子の可愛らしい面について、その多くを持ち合わせています。南みれぃ――頭脳明晰、成績優秀で、しかも風紀委員長という真面目キャラです（中学１年生）。ところで、ネタバレを避けるかたちで申しますと、彼女には二面性があります。そのギャップが、視聴者にとっての強烈なキャラ付けと、なにより女性としての魅力を提供するのです。当作品における、シリアスな笑い担当でもあります。北条そふぃ――第１話の開始時点で、すでに有名アイドルとして活動しており、みんなの憧れの的になっている中学２年生です。初登場時には、主人校まで含めて周りの視線を集める立場だったのですが、あることがきっかけで、らぁらは彼女の秘密を知ることになります。プリパラという物語の要素のひとつとして、彼女自身の内面が変化していく過程があります。北と南と中央という意味が込められた名前だと思うのですが、最終話まで見てみると、その意味が分かるのかもしれません。シナリオの傾向ですが、全編を通してギャグテイストで進行します。今シリーズの監督は、森脇真琴さんという方で、２０１１年にジュエルペット サンシャインという女児向けアニメの画コンテを描いていました。視聴者に（狂った）笑いを提供することが得意な方のようで、個人的な話で恐縮ですが、ジュエルペットが放送していた時期に、コーヒー用のランチョンマットを取り替えた記憶があります。子どもの目線で見たら面白く、大人の視点で見ても退屈しない、というのはプリティーリズムシリーズにおける脚本・演出のいいところだと思います。例えば、３月まで放送していたプリパラのひとつ前のシリーズ（レインボーライブ）でも、女子中学生がドリフのネタを繰り返す回があったり、同じく昭和に流行った曲を歌おうとしていました（ジン・・・♪　ジン・・・♪）今作でも、あらゆる方面から視聴者を笑わせにきていますが、そこらへんは視聴してのお楽しみです。ところで、前シリーズまでに共通する傾向として、明るい雰囲気で作りながらも、一部の登場人物に対して残酷な試練を課すというものがあります。まだ序盤ですので、今後なにが起こるかは分かりませんが、キャラクターの精神的成長というのはプリティーリズムシリーズには欠かせない要素ですので、今回も期待させていただきます。恐縮ながら、私のレビュー評価は見てのとおり４つ星です。その理由としまして、プリパラの一体どんなところを評価したのかと言いますと、子どもと一緒に視聴できるということです。恥ずかしながら、当方、息子と娘がおります。もう４年も前のことですが、プリパラの第一期が放送されていた時期に、プリパラを視聴する時間が楽しみで仕方ありませんでした。親子で楽しい時間を共有できる数少ない機会として。こんなに素晴らしい作品と出会えたことを幸運に思います。このプリパラという作品は、はっきりいって面白いです。

2023/05/30

私が、コゼットの可愛さにつられて観始めた結果、まさか、辛く苦しい長い時間をコゼットと共に過ごし、最後には、コゼットと共に、泣くことになろうとは…。正直、何度も途中で観るの止めようかと考えました（全52話もあるので）。テナルディエは、ファンティーヌをとことん騙し、お金を搾れるだけ搾り取ろうとするクズ中のクズ。ワーテルロー亭の女将とその娘たちは、コゼットを虐待。コゼットを迎えに来た工場のおばさんは、ファンティーヌの娘かどうかも判断できない無能。修道院を出てからは、マリウスとコゼットの恋愛物語が、遠回りで進んでいくことのもどかしさ。マリウス、お前どんだけストーカーすんだよ、と。くよくよする時間も長いし。革命運動が始まってから、物語の終盤に入り、少しずつ溜まりに溜まったガスが抜けていく感覚。ジャヴェールの心の変化。マリウスとコゼットの結婚。ジャン・ヴァルジャンの本音と最期。終盤に入ってから、私は、なぜか涙が止まりませんでした。ジャヴェール、やっと気づけたんだな、と。コゼット、幸せにな、と。ジャン・ヴァルジャン、最期まで、ようやったと。テナルディエ、お前まじでふざけんなよ、と。テナルディエの最後は、スッキリしませんでしたね。あれだけの悪行を重ねた糞みたいな糞よりも臭いクズが、捕まってはい終わりって、そりゃねぇだろがよおおおお？！一発殴られろと、思いましたね。いや、むしろ、私に殴らせろ。あいつだけは、許せねぇからな……。でも、まぁ、コゼットが幸せなら、いっか。いや、やっぱ駄目だな。テナルディエ、てめぇは俺を怒らせた。

2023/05/30

とても楽しい作品で、子供と楽しく見させて貰ってます。また、機会があれば買いたいですね。

2023/05/29

子供がすきなので買いました人気の曲が原曲キーで比較的簡単アレンジで書いてあります良い買い物でした

2023/05/27

劇場版前作「キラリン☆スターライブ」は本当に素晴らしい作品でした。超美麗で可愛すぎる作画。しかもめっちゃ生き生きと動きまくる。メインのアイドルのみならず多数の脇役も含めたプリパラキャラクター総登場。4曲（らぁなおMake Itも含めれば5曲）にも及ぶ新曲ライブ。まさにプリパラの集大成と言うべき豪華な内容で大満足の作品。今でもBDをよく見返しています。さて、それから1年以上間を置いて公開されたこの劇場版新作「きらきらメモリアルライブ」ですが…残念なことに手抜きと言う他ない作品に仕上がっていました。作画は終始不安定でTV本編にも大きく劣ります。そのうえびっくりするぐらい全然動かない。ずっと棒立ち硬直状態のまま口パクだけして会話という絵面が延々と続きます。しかも同じ絵を何度も何度も使いまわし続けるのでまるでFLASHアニメを見ているかのような錯覚に陥ります。たまに可愛い作画でちゃんと動いてるシーンもあるのですが、なんだか見覚えがあるような…？そう、なんとTV本編のシーンを背景だけ変えて流用しているのです。ゲストで登場するあいら、みあ、なるの3人に至っては新規作画は一切なく全てTVからの流用です。この手抜きっぷりにも関わらず登場キャラはらぁら、ゆい、みらい、えも、りんか、めが姉ぇのみ。アイドルタイム組にとっては初めての劇場版であるにも関わらずにの、ミーチル、しゅうか等は全く出てきません。ライブ映像が見れるだけです。極めつけは新曲ライブがひとつもないこと。プリパラ組とプリチャン組のコラボライブなんて夢のまた夢。スキスキセンサーがTV本編より一足早くお披露目されたのは良かったですが…劇場版の恒例だったラストの新キャラ顔見せサプライズもなし。と、文句だらけになってしまいましたが良いところもちゃんとあります。ライブの構成や回想映像の編集は非常に愛とこだわりを感じられる作り。特にガァルマゲ、ガァラファラ、らぁらとジュリィ(なるとりんねの関係に重ねてくるという目から鱗の発想)は泣かせにきますねぇ。そしてED曲のプリマドンナメモリアルがものすごくいい。ずっと聴いてられる。メニュー画面でも流れるので3周ループするまで放置してしまいました。更に特典として長らく幻となっていた劇場版2作目とびだすプリパラが収録されています。これらを考慮して、そしてもし次回作があるなら頑張ってほしいという期待を込めて評価は星3で。

2023/05/24

無観客配信の映像ですが、十分楽しめました。アニメしか見てない人は中の人の生歌を聞けるので新鮮だと思います。あまり細かな感想を書くとネタバレになると思うのでこの辺で。

2023/05/20

現在放映中のアイカツスターズ、単なるアミューズメント施設ゲーム機用のカード販促女児向けアニメと思っていましたが、とんでもない勘違い、キャラデザは良いし正直大人でも楽しめます（笑）。美麗なライブシーンのＣＧアニメは、ディズニーピクサーとは違った日本アニメの新たな可能性まで感じさせてくれます。そんなスターズの前作劇場版にあたる本作ですが、今回破格の安値だったので未見ですが購入、結果は大正解でした。以前見たアイカツスターズ劇場版は、製作時期がスターズＴＶシリーズ初期の頃の製作なのか（あくまで個人的感想なので間違っていたらすみません）ＣＧライブシーンは別に問題はありませんが、手描きドラマ部分の作画が不安定で、ストーリーも若干今一な感じです。しかし今回購入した本作劇場版は、ＴＶシリーズ絶頂期の頃に作られたのか、作画、ストーリー、ＣＧライブシーン、どれをとっても最高です。他の同様なミュージックアニメにラブライブやＷake　Up Girls、そして本当の意味での女児向けアニメにプリキュアなどがありますが、全てを完全に凌駕しています。単に私の様に女児向けアニメと思いこんでいる方、深夜のカドカワ異世界アニメに、もう食傷気味,いいかげんにせんかい（怒）などと思っている方、是非試しに見てください。きっと驚愕されると同時に随分癒される事になると思いますよ（笑）。

2023/05/20

※ネタバレ注意美月が頂点の構図は第一部と変わらず、マンネリ防止も兼ねて新勢力ドリームアカデミーが登場します。かなりの話数をドリアカのテコ入れに費やす訳ですが、新キャラクターの多くには新しい役割は無くスターライト学園の生徒と出番を食い合っているに過ぎません。いちごの対になるライバル・セイラは重要な存在ですが、セイラの才能やすごさの描写が不足していて、「いちごの対」という要素ばかりが押し出されて説得力がありません。2クールかけてドリアカの接待が落ち着いたら今度はみくるが登場しますが、みくるもみくるで美月と肩を並べるだけのすごさの描写が出来ていたとは思えず、やはりいまいち説得力がありません。説得力が無いと言えばライブステージやアピールの演出に大きな差が無く、すごいアイドルのすごいステージのすごさが伝わって来ません。いくら劇中の観衆が「最高だった」「こんなすごいステージ初めて見た」と言ってもまるで感情移入できません。例えばライバル作品のプリティーリズムはこのすごさがわかりやすく演出されています。じゃあ第二部を見なくて良いかというとそんなことはなく、大空あかりの登場や下積みは第三部以降を見ていく上で必見ですし、個々に見ると素晴らしい回もたくさんあります。しかし４クールの長編として見ると「スターライトとドリアカが切磋琢磨しながら神崎美月に挑戦する」シンプルな筋書きである以上、どうしても細かな要素の粗が目立ってしまい面白くありませんでした。

2023/05/19

プライムになって欲しいです！

2023/05/17