何度観ても最高でした

2023/06/02

塩野七生「ローマ人の物語　キリストの勝利」を読んだ後に見たので、いろいろ深く考えさせられた。キリスト教は多神教の中に埋もれている時代には、彼らの神は多くの神々のひとつにしか見えない。彼らも「信仰の自由を認めてほしい」くらいのことしか言わない。しかし多数派になって権力を握ると、ある日突然態度を豹変させる。異教徒に向かって、「お前の信じている邪教を捨てろ」とはっきり要求し始める。これを拒めば、待っているのは追放か死あるのみだ。ただしキリスト教の側にも言い分はあるだろう。古代ローマにあこがれる人は多いが、当時の特権階級はごく一部にすぎず、多数は平民で、大多数は奴隷か解放奴隷だった。現世に希望を見い出せない彼らにとって、ローマ世界を悪と断じ、来世の幸福を説くキリストの教えは魅力的に映ったことだろう。この映画を見て感じたのは、キリスト教はギリシャ・ローマの遺産をごっそり乗っ取ったのではないかということ。たしかにキリスト教は、古代ギリシャ以来の学問を異教だとして否定する場面もあったし、この映画はその側面を主に描いている。しかし長年蓄積された数々の遺産を受け継いで、キリスト教に取り込むこともやっている。上記の塩野氏の本には、そのことがイヤというほど紹介されている。この作品は世界史に埋もれた悲劇のひとつに見えるが、見かけの地味さに惑わされてはいけない。一神教の原理が世界中を覆いつくそうとしている現代を生きる我々には、一度は見ておいたほうがいい重要な映画なのだ。これから国際社会で活躍する若い世代には、特にお薦めしたい。

2023/06/02

甥っ子姪っ子と一緒に映画館で観た思い出の作品。子守りのついでに観ていたのに、ストーリーの兄弟愛や家族愛に思いがけず涙して、DVDで欲しくなり買ってしまいました。

2023/06/01

日本では同年代男性がこういうことをしてもたいしたことにはならないが女性が同じことをすると「おばさんが～」みたいな枕詞がつくのが不思議で不快だ。本気の恋をした女性キャラクターがとことんまで落ちていっても愛した男性を選ぶ物語。恋愛に男も女もおじさんもおばさんも関係ない。女性は結局そのとき愛した男性としかイカない。ふりはいくらでもできますよ。女性の本能はみんなこうなのかもしれない。社会的・倫理的に縛られているだけ。あなたの妻は大丈夫ですか？

2023/05/30

ワーナーの「ブリット」「ダーティーハリー」の成功を受けてMGMが製作したジョン・ウェイン主演のあばれん坊刑事第2弾。「マックQ」では警察バッジを投げ捨てたがブラニガンはもう少し穏便だ。どうしたわけかやたら女性にモテる。「ダーティーハリー」でサンフランシスコ市長だったジョン・ヴァーノンがギャングで登場。60年代の丸っこい車が沢山出てきて嬉しい。脚本に悪徳警官物で名を馳せたウィリアム・P・マッギヴァーンの名前が。しっかりした脚本。手堅い演出。よく出来た刑事ものです。「ハノーバーストリート」の美女レスリー・アン・ダウンが薄衣でお色気を振りまいてますやっぱりモーゼルM712のフルオート射撃は当たりませんねカントン？

2023/05/27

まだ最後まで見ていませんが、第四話までの感想で「おもしろい！」です。インドのドラマは初めてなので、風景や街の人達の様子も新鮮に鑑賞できました。ストーリー展開は見慣れた海外ドラマと少し違う、イギリスドラマのような重苦しさはなく、アメリカドラマのような不健全さも控えめ。このへんがインドの持ち味になっていくのかなあと興味深く見ています。牛肉の販売や国歌で起立とか、奥さんの女心の揺れ方とか、こういうのがインドなんだなあと改めて関心したり。突然踊りだすラブコメしか知らなかったのでこれからももっとインド作品をみていきたいです。他の方も指摘していましたがゆるめの流れなので一気に見させるけん引力はないです。だから☆4。持ち味として楽しむ寛容さがあれば楽しめます。あと、俳優が濃いめぞろいの顔立ちで時々区別がつかなくなるｗ主人公は眉毛がない（うすい）のですぐわかりますがテロリスト側がヒゲ+濃厚面ぞろぞろ。外人がアジア人を区別できないのがわかりましたｗ奥さんが美人で、肉付きもよくて好感もてましたｗ

2023/05/23

ただやはりこれは「映画」である！！！！！！！映像がこれでは開始直後からB級感丸出しでストーリーを最後まで追うことを脳が拒否してしまった予算の都合だろうとわかるが小物、衣装がなんかチープすぎて役者の演技もチープに見えてしまう。ぜひこれは令和2年の最新映像技術とセンスでリメイクしてもらいたい。大変申し訳ないが最後まで見てないのでこれくらいしか書けないそして月日が流れて令和4年10月。今日また続き見ようとしたがやっぱだめだわ。やっぱ映画って演出力とか演技力って重要なんですね。

2023/05/23

Vシネマは本宮泰風ですね

2023/05/22

ストーリーが気分悪くて、見てられませんでした。

2023/05/20