世界幻想文学大賞を受賞した本作はすべてのドラゴン好きに贈りたい一冊。ヴィクトリア朝小説が大好きだという著者が書いた、ヴィクトリア朝ふうドラゴン世界のお家騒動と恋のお話です。登場するのはすべてドラゴン、人物紹介も竜物紹介という徹底ぶり。ヴィクトリア朝小説らしく、貴族階級のドラゴンも多数登場するが、それが啖爵（だんしゃく）、珀爵（はくしゃく）、蛟爵（こうしゃく）といかにもな感じ。単なる恋物語に終わらず、ドラゴン世界の底辺にある奴隷制や宗教絡みの問題もあり、けっこうブラックな一面もあり、読み応えのある作品でした。

2023/06/04

昔途中まで観ていたけど、仕事が忙しくていつの間にか離脱していました。いま療養中で久々に1から通して観たけど、いや面白い。。。皆大人になって、エレンがこんな高身長イケメンになり、ストーリーもこんなに深かったとは...

2023/06/02

素敵。

2023/05/30

"『前へ、前へ、果てしなく前へ』ジョナスは例のフレーズをまた言った。(中略)今その言葉は、忌まわしい響きをともなっていた。ジョナスにはわかっていた。要するに、何も変わらないということなのだ。"1993年に発刊され全世界1,000万部のベストセラーとなった近未来小説の本書は、記憶の大切さ、世界の豊かさを教えてくれます。個人的には、別に読書会を主宰している方から本書を熱烈に紹介されて手にとったのですが。人生の全て。天候や人間の感情や家族の在り方まで管理された【幸せな？世界】大きな災厄や犯罪など起こらず、平穏に人生を送ることができる代わりに【色彩を失った世界】で、過去からの記憶を得た事で悩み葛藤し"あるものを凝視するんだ...そしてその一瞬を待つ"と行動し始める主人公の姿には共感できました。また長らくの絶版から国内の有志により再出版されたエピソードがあったり、2016年にはハリウッドで映画化もされたらしいのですが。確かに多くの人に支持されるのも納得の魅力ある作品。シリーズの最終巻まで読みたくなりました。ディストピア近未来SF好きに、あるいは映画『ベルリン・天使の歌』好きな誰かにオススメ。

2023/05/26

にの、可愛い

2023/05/26

ハンジの名シーンがついに！！それだけで星満点。『最高にかっこつけたい気分。』かなりハンジらしいセリフ。しびれた。音楽も動きも素晴らしくて何十回って繰り返して見た。

2023/05/25